中国・上海探偵事務所＝中国人 ID番号（身分番号）

日本にはマイナンバーカードというものがありますが、中国のIDカードは同様のものです。

ただ、日本人のマイナンバーカードに対する意識より、はるかに重要視されています。16歳以上の中国人に持たされているこのカードには一人一人異なるID番号が発行されていて、省、都市、県、生年月日、性別などをもとに割り当てられています。

賃貸や携帯の手続き、自動車免許の取得など、あらゆる公的手続きにこのID番号が必要とされます。

近年はICチップが搭載されるようになった中国の身分番号は、指紋認証も組み込まれているようです。

この身分証を取得するには、写真ひとつにおいてもルールが厳しく、頭髪や表情にも決まりがあります。

（前髪が長すぎてはいけない、化粧が濃すぎてはいけない）など。

また、紛失した際も発行した場所でしたか再発行できないなど、手続きが何かと面倒であるのも特徴です。以前は偽造なども目立った為、そうしたトラブルの防止策というのもあるのでしょうが。

中国でトラブルが発生し、ある人物の調査を依頼されたい際、対象のID番号がんかると調査がスムーズに進む場合があります。

例えば、恋人に結婚詐欺が疑われる場合、本人の身分番号から身元やバックグラウンドを割り出すことでご自身に近づいてきた目的なども明らかにできることがあります。

ただし、ご提示頂く番号がひとつでも異なると、全く見当違いの調査をしてしまうこともありますので、そこはご注意願います。